家具製造販売大手「ニトリ」(似鳥昭雄社長)の子会社で広告業の「ニトリパブリック」(和田潔社長)が千歳市に中国人富裕層向けの別荘を建設することが9日分かった。17棟が7月上旬に完成し、中旬までに引き渡される見通し。同社は中国人観光客による長期滞在のニーズが今後高まることを見越して、将来は500?1000棟規模での別荘開発を目指す。
別荘建設は、同社が昨年、道東を舞台にした中国映画「狙った恋の落とし方。」(原題「非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)」)の国内配給権を獲得したことがきっかけ。
配給の交渉で知り合った複数の中国の取引先から「北海道にロングステイ(長期滞在)したい」「できれば家を持ちたい」などともちかけられたため、要望に応えるため別荘の建設?販売を企画。先月上旬、千歳市文京台に宅地約6500平方メートルを購入した。庭付きの一戸建てで、総事業費は約6億5000万円という。
和田社長は「中国人富裕層が長期滞在できる環境を整えることで、道内経済にも良い効果が得られれば」と話している。【鈴木勝一】
4月10日朝刊
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引用元:エターナルカオスNEO(NEO) 情報局
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